
夏の厳しい暑さが続く中、「家のエアコンが古くて電気代が心配」「最近、冷え方がいまいち…」と感じていませんか?
今回は、長年使用したエアコンを最新の省エネモデルに交換する工事の様子を、現場からレポートします!
1. 工事前:長年活躍したエアコン
まずは、交換前の状況をご覧ください。

▲【Before】
こちらが長年お使いになられた室内機(CS-250CF-W)です。
ベランダに設置された室外機(CU-250CF)。汚れや色褪せに歴史を感じます。
こちらのエアコンもまだまだ現役で動いてはいましたが、製造から年数が経過しており、最新機種と比べるとどうしても電気効率の面で劣ってしまいます。
お客様は、より快適で経済的な最新モデルへの交換を決断されました。
2. 交換作業:プロによる確実な施工
エアコン交換は、ただ入れ替えるだけではありません。
新しい機器の性能を100%引き出し、長く安心して使っていただくための重要な工程がいくつもあります。
① 冷媒ガスの回収(ポンプダウン)
まず、古いエアコンの中に残っている冷媒ガスを、法律に従って室外機へしっかり回収します。
環境保護のために欠かせない、非常に重要な作業です。
② 新しい機器の設置
古い機器を撤去した後、新しい室内機を設置します。
壁の裏にある柱や間柱に据付板をしっかり固定し、水平に取り付けることで、水漏れや運転時の振動を防ぎます。
③ 配管接続と真空引き
室内機と室外機を冷媒配管で繋ぎます。
接続部の加工精度が低いと、ガス漏れの原因となるため、慎重な作業が求められます。
接続後、「真空引き」という作業を行います。
真空ポンプを使い、配管の中を真空状態にすることで、内部の空気や水分を完全に取り除きます。
これを怠ると、エアコンの性能が著しく低下し、故障の原因にもなります。
3. 工事完了:新しいエアコンで快適な空間へ
全ての作業が完了しました!

▲【After】
新しい室内機(CS-251DFL-W)。シンプルでクリーンなデザインがお部屋に馴染みます。
室外機もピカピカに。これで冷房効率も格段にアップします。
最後に試運転を行い、しっかりと冷風が出ること、異音や水漏れがないことを入念に確認。
お客様に操作方法をご説明し、全ての工事は完了です。
まとめ
古いエアコンを最新の省エネモデルに交換することは、毎月の電気代を節約できるだけでなく、より快適な室温を保ち、熱中症対策にも繋がります。
エアコンの効きが悪くなった、運転音が大きくなったなどのサインは、交換を考える良い機会かもしれません。
快適な夏を過ごすために、エアコンのアップグレードを検討してみてはいかがでしょうか。
いつでもプロにご相談ください!
既設機種: | 室内機:パナソニック CS-250CF-W 室外機:CU-250CF |
交換機種: | パナソニック CS-251DFL-W |
対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市宮前区 |