
「洗面台の照明スイッチを押しても、電気がつかない…」
「スイッチがグラグラする、手応えがなくなった…」
毎日使う洗面台のスイッチが壊れると、地味に不便ですよね。
今回は、そんな故障した洗面台の照明スイッチを、プロが安全・確実に交換する様子をご紹介します。
今回の工事内容
- 症状: 洗面化粧台の照明スイッチを押しても点灯しない。
- 原因: スイッチ内部の部品の経年劣化による故障。
1. 工事前:うんともすんとも言わないスイッチ
こちらが、今回ご依頼いただいた洗面化粧台です。

▲【Before】
一見、問題なさそうですが、右側の照明スイッチが故障しています。
取り外した古いスイッチ(明工社 C30D)。お疲れ様でした。
スイッチを押してもカチッという手応えがなくなり、照明が全く点灯しない状態でした。
長年の使用により、内部の接点やバネが摩耗・破損してしまったことが原因です。
2. 交換作業:安全第一のプロの技
【重要】
スイッチの交換は、電気配線を扱う電気工事士の資格が必要な作業です。
感電や火災の危険があるため、必ず専門業者にご依頼ください。
① 安全の確保(ブレーカーOFF)
作業前には、必ず分電盤の安全ブレーカーを切り、電気が流れていないことを検電器で確認します。
安全の確保は何よりも優先です。
② 分解と配線の確認
スイッチが埋め込まれているパネルを慎重に外し、古いスイッチから配線を外します。
この時、配線に傷みがないかもチェックします。
③ 新しいスイッチの取り付け
新しいスイッチとして、信頼性の高いパナソニック製のWN5001を用意しました。
取り外した時と逆の手順で、新しいスイッチに電線を確実に接続し、パネルにしっかりと固定します。
3. 工事完了:快適な明かりが復活!
部品を元通りに組み直し、ブレーカーをONに戻します。
そして、緊張の一瞬…スイッチを押します。

▲【After】
見た目は変わりませんが、スイッチは新品に!
カチッという小気味良い音と共に、無事に照明が点灯しました。
これで、朝の身支度もストレスなく行えますね。
作業時間は、状況にもよりますが30分程度で完了しました。
まとめ
スイッチ一つの故障でも、生活の不便に直結します。
特に、洗面台のような湿気の多い場所では、部品の劣化も進みやすい傾向にあります。
「スイッチの調子が悪いな」と感じたら、それは交換のサインです。
放置せず、お早めに専門の電気工事士にご相談ください。
小さな部品交換で、毎日の暮らしの快適さが戻ってきます!
既設部材: | 明工社 C30D 片切 |
交換部材: | パナソニック フルカラー WN5001 |
対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市宮前区 |