
「この部屋にもエアコンを設置したいけど、壁の構造や室外機の置き場所が特殊で…」
そんなお悩みから、設置をためらっている方はいらっしゃいませんか?
当社の電気工事士は、一見難しそうな場所でも、建物の構造や美観を考慮した最適な設置方法をご提案します。
今回は、日立の人気シリーズ「白くまくん」12畳用(RAS-AJ36L)の新規設置工事の様子をご紹介します。
施工前の状況
今回ご依頼いただいたお部屋には、まだエアコンが設置されていませんでした。
室内機を取り付ける壁から、屋外の配管をどのように通し、室外機をどこに置くかが今回のポイントです。
お客様とのお打ち合わせの結果、室内をスッキリ見せる「隠蔽配管」と、ベランダのない場所への「屋根置き」設置を行うことになりました。
プロによる確実な設置工事
室内機の取り付け
まず、室内機を設置します。壁の内部に事前に配管を通しておく「隠蔽配管」は、配管が壁の中に隠れるため、お部屋の見た目が非常にスッキリするのが最大のメリットです。
壁から出ている配管に室内機を接続し、水平になるようしっかりと壁に固定します。
室外配管の処理
壁の中から出てきた配管は、外壁に沿わせて室外機まで繋ぎます。
雨風や紫外線から配管を守るため、テープをしっかりと巻き、壁に固定します。穴を開けた隙間は、雨水の侵入や害虫の侵入を防ぐため、専用のパテで念入りに塞ぎます。
室外機の屋根置き設置
今回はベランダがなかったため、屋根の上に専用の架台を設置し、その上に室外機を固定しました。
屋根置き架台を使うことで、水平を保ち、振動を抑え、安定した運転が可能になります。サビに強い素材の架台を選定し、長期間安心してご使用いただけるよう施工しました。
最後に真空ポンプを使った「真空引き」作業で配管内の空気と水分を完全に取り除き、試運転で正常な動作を確認して、すべての工事は完了です。

▲室内機(日立 RAS-AJ36L)の設置完了後。
隠蔽配管なので、壁から直接エアコンが生えているように見え、とてもスタイリッシュです。
壁から出てきた配管。曲がり角も美しく仕上げ、穴はパテでしっかりと防水処理を施します。
屋根の上に設置された室外機も、専用の架台でしっかりと固定されています。
まとめ
エアコンの設置工事は、一台一台、お家の状況に合わせて最適な方法を考えるオーダーメイドの作業です。
隠蔽配管や屋根置き、壁面設置など、豊富な経験と知識を持つプロだからこそ、お客様の「ここに付けたい」というご希望を叶えることができます。
エアコンの設置に関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひ私たちにお任せください。
お問い合わせは、お電話、メール、LINEから受け付けております。
お客様のご都合の良い方法で、ご連絡をお待ちしております!
既設機種: | – |
交換機種: | RAS-AJ36L 日立 家庭用エアコン 12畳用 |
対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市宮前区 |